マンションにお住まいで今、追い焚き機能はついていないけれど
せっかくリフォームするなら追い焚き機能をつけたい…
そう思われる方も多いのではないでしょうか?
給湯器やお風呂を追い焚き機能付きのものに変えれば簡単に
追い焚き機能が付く、というわけではありません。
今回は追い焚き機能を設置する流れや注意点をご紹介していきます。
目次
1.追い焚きとは?
『追い焚き』とは、浴槽内のお湯が冷めた時に、
お湯を沸かし直す機能のことです。
家族でお風呂に入る時間が違うご家庭などにおすすめな機能です。
2.追い焚き機能設置の流れ

2-1.給湯器を追い焚き機能付きに交換する
給湯器には
- 給湯専用
- 追い焚き機能付き
- 暖房機能付き
など、種類があります。
現在、追い焚き機能がついていない、ということは
給湯専用タイプの給湯器が設置されている可能性が高いです。
そのため、追い焚き機能付きの給湯器に交換する必要があります。
ただし、マンションの給湯器は廊下にあるパイプシャフト内に設置されている場合がほとんどです。

ですので、設置できる給湯器の形状や大きさなど制限があるため
現場調査や既存給湯器の品番から、設置可能か可能性を探ります。
2-2.追い焚き配管経路が確保する
“追い焚き”というのは、お風呂のお湯が
戻り配管という管を進み、「追い焚き釜」で温められます。
その後、「往き配管」というもう一方の管を通って
再びお風呂に戻っていくという仕組みになっています。
▼往き配管
そのため、「戻り配管」と「往き配管」の2本の配管を
給湯器からお風呂へ新たに接続する必要があります。
この配管経路が確保できるスペースがなければ
設置することはできません。


2-3.ユニットバスを追い焚き専用のものに交換する


既存のお風呂では、ユニットバスが
追い焚き機能に対応していない可能性が高いです。
そのため、対応している給湯器に交換が必要です。
しかし、種類によってはユニットバスを交換しなくても
工事可能な場合もございますので現地調査の際にお調べいたします。
2-4.管理組合の許可が必要の場合がある
マンションの場合、
給湯器は室外に設置されていることがほとんどです。
例えば、下記図の様なマンションの場合
給湯器と室内の間には「躯体」というコンクリートが存在します。
▼パイプシャフト
▼マンション図面
▼お風呂図面
追い焚きの配管を通すには、この躯体に穴を開けなくてはなりません。
穴を開けるためには、管理組合の許可が必要となります。
もっと詳しく検討されたい方は、こちらからお気軽にお問合せください!
3.追い焚き機能を付けるメリット
3-1.入浴時間が違う家族が入っても温かい
浴槽にお湯をためて、家族が順番にお風呂に入ると、どうしても浴槽のお湯って冷めてしまいますよね……。
都度、熱いお湯を足して調整したりするのも面倒。
しかし、追い焚き機能があれば、ボタン1つでお湯を適温にしてくれます。
フルオートタイプであれば、浴槽の湯量をチェックし、温度が下がると自動で追い焚きを開始して、とても便利です。
3-2.節約になる
追い焚き機能は、浴槽のお湯を温めなおすため、水道代がかからず
お湯を張り直すよりも節約ができます。
また、多くの場合、追い焚き機能と合わせてお湯張り機能が備わっているため、
お湯張りの際に手動で湯を止める必要がありません。
うっかり止め忘れて「浴槽からお湯が溢れた」といったことを防止できます。
4.追い焚き機能を付けるデメリット
4-1.費用がかかる
お風呂に追い焚き機能が欲しいとなると、
給湯器の交換、お風呂の交換等が必要になる場合があります。
その場合、費用が高額となります。
追い焚き機能がなく、お風呂のリフォームを検討されている場合は
追い焚き機能がつけられるかどうかを専門の業者へご相談ください。
4-2.工事が必要
追い焚き機能を設置するには配管の工事が必要となります。
そのため配管経路が確保できるスペースがなければ
追い焚き機能をつけることができません。
5.まとめ
給湯器やお風呂の交換のみでしたら、通常の会社でも対応できますが
配管経路を新たに確保したり、管理組合の申請など、ナカノヤで対応可能です。
現地調査のうえ、追い焚き機能が設置できるか判断させていただきます。
現地調査、お見積りは無料で承っております。
まずはお問い合わせください。
▼動画でもご紹介しています
もっと詳しく検討されたい方は、こちらからお気軽にお問合せください!


一般住宅のリフォームから設備工事を中心に官公庁の大型施設の新築・リニューアル工事まで手掛ける地元密着企業。
管工事、土木、建築、電気など、さまざまな国家資格取得者が在籍。
越谷・浦和・墨田地域を中心にリフォーム工事は年間2500件以上。