
📋 この記事でわかること
- 先進的窓リノベ2026事業とは何か・2025年からの変更点
- 内窓設置・ガラス交換・外窓交換・ドア交換ごとの補助金額(建物種別対応)
- 申請の流れと注意事項
窓リフォームをご検討中の方へ。
「先進的窓リノベ2026事業」を活用することで、
最大数十万円規模の補助金を受けられる可能性があります。
本記事では、2025年度に100件以上の補助金申請をサポートしてきた実績をもとに、2026年に使える制度の内容や注意点をわかりやすく解説します。
対象条件や補助額の目安も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
About
先進的窓リノベ2026事業とは?
住宅の熱損失の約50〜70%は窓から発生すると言われています。
窓を断熱リフォームするだけで、暖冷房費の削減・結露対策・防音効果など、暮らしの快適性を大幅に改善できます。
「先進的窓リノベ2026事業」は、環境省・経済産業省・国土交通省の3省が連携して実施する、既存住宅の窓を高断熱仕様へ改修する工事への補助制度です。
補助対象工事の内容に応じて、1戸あたり5万円〜最大100万円が補助されます。
| 補助上限額 | 最大100万円/戸 (240㎡超の非住宅建築物は最大1,000万円) |
|---|---|
| 対象工事 | 内窓設置・ガラス交換・ 外窓交換(カバー/はつり工法)・ドア交換 |
| 工事期間 | 2025年11月28日以降に着工〜2026年12月31日までに完了 |
| 交付申請期間 | 2026年3月31日〜遅くとも2026年12月31日まで (予算上限に達し次第終了) |
| 申請方法 | 登録リフォーム事業者(窓リノベ事業者)が施主に代わり 申請・補助金は工事費から差し引く形で還元 |
| 対象となる建物 | 戸建住宅 低層集合住宅(3階以下) 中高層集合住宅(4階以上) 一部の非住宅建築物 |
補助単価の読み方(建物種別)
補助額は「建物の種類」「性能グレード」「サイズ」の3つの組み合わせで決まります。
まずご自身の建物がどの種別に当たるかを確認してください。
| 建物の種類 | 定義 | ガラス交換・ 内窓設置 の単価グループ |
外窓交換 の単価グループ |
|---|---|---|---|
| 戸建住宅 | 一般の一戸建て住宅 | 戸建グループ | 戸建グループ |
| 低層集合住宅 (3階建以下) |
3階建て以下のマンション・アパート | 中高層と同じ | 戸建と同じ |
| 中高層集合住宅 (4階建以上) |
4階建て以上のマンション | 中高層グループ | 中高層グループ |
外窓交換:中高層のみ単価が高い
ガラス交換のサイズ区分は「ガラス1枚の面積」で判定します。
窓・ドアの場合は「1箇所の面積」で判定するため、同じ”特大”でも基準面積が異なります。
特大:ガラス2.0㎡以上 / 窓・ドア4.0㎡以上 大:ガラス1.4〜2.0㎡ / 窓・ドア2.8〜4.0㎡
中:ガラス0.8〜1.4㎡ / 窓・ドア1.6〜2.8㎡ 小:ガラス0.1〜0.8㎡ / 窓・ドア0.2〜1.6㎡
Inner Window
2-1.内窓設置
内窓設置とは?
既存の窓はそのままに、室内側にもう一枚窓を追加設置する工法です(二重サッシ・二重窓とも呼ばれます)。壁を壊さず1箇所あたり数十分程度で施工が完了する手軽さが特徴で、断熱・防音・結露対策に高い効果が期待できます。
- 既存窓に手を加えず専有スペース内に追加する工事のため
「軽微なリフォーム」とみなされやすく、マンションでも管理組合の承認が取りやすい - 工事時間が短く、生活への影響が少ない
- 騒音・防犯効果も同時に期待できる
内窓設置でもらえる補助金額(1箇所あたり)
性能グレードはSS・Sの2種類のみ対象。
2026年よりAグレードは対象外となりました。
🏠 戸建住宅
| グレード(Uw値) | 特大 4.0㎡以上 |
大 2.8〜4.0㎡ |
中 1.6〜2.8㎡ |
小 〜1.6㎡ |
|---|---|---|---|---|
| SS(1.1以下) | 140,000円 | 89,000円 | 58,000円 | 36,000円 |
| S(1.5以下) | 76,000円 | 52,000円 | 34,000円 | 22,000円 |
| A(1.9以下) | ― 2026年より対象外 ― | |||
🏢 低層集合住宅(3階以下)・中高層集合住宅(4階以上)
| グレード(Uw値) | 特大 4.0㎡以上 |
大 2.8〜4.0㎡ |
中 1.6〜2.8㎡ |
小 〜1.6㎡ |
|---|---|---|---|---|
| SS(1.1以下) | 152,000円 | 98,000円 | 64,000円 | 40,000円 |
| S(1.5以下) | 83,000円 | 57,000円 | 37,000円 | 24,000円 |
| A(1.9以下) | ― 2026年より対象外 ― | |||
・2026年よりAグレード(Uw1.9以下)は対象外。
必ずSグレード以上(Uw1.5以下)の製品を選んでください。
・1回の申請につき補助金合計が50,000円以上必要です。
小窓1枚のみでは届かない場合があるため、複数箇所まとめての施工がおすすめ。
・既存の外窓1つに対して3つ以上の内窓を設置する工事は対象外です。
Glass
2-2.ガラス交換
ガラス交換とは?
既存のサッシ枠はそのままに、ガラス部分だけを複層ガラス(ペアガラス・真空ガラス・トリプルガラス等)に交換する工法です。
比較的低コストで断熱性能を上げられる手軽な選択肢ですが、サッシ枠自体の断熱性は変わらないため、断熱効果は他の工法より限定的になる場合があります。
ガラス交換は「箇所数」ではなく「交換するガラスの枚数」で補助額を計算します。引き違い窓は2枚分、4枚建ては4枚分の補助が受けられます。
ガラス交換でもらえる補助金額(1枚あたり)
SS・S・Aの3グレードすべて対象です(内窓と異なりAグレードも対象)。
🏠 戸建住宅
| グレード(Uw値) | 特大 2.0㎡以上 |
大 1.4〜2.0㎡ |
中 0.8〜1.4㎡ |
小 〜0.8㎡ |
|---|---|---|---|---|
| SS(1.1以下) | 78,000円 | 52,000円 | 32,000円 | 11,000円 |
| S(1.5以下) | 53,000円 | 35,000円 | 23,000円 | 7,000円 |
| A(1.9以下) | 41,000円 | 27,000円 | 18,000円 | 5,000円 |
🏢 低層集合住宅(3階以下)・中高層集合住宅(4階以上)
| グレード(Uw値) | 特大 2.0㎡以上 |
大 1.4〜2.0㎡ |
中 0.8〜1.4㎡ |
小 〜0.8㎡ |
|---|---|---|---|---|
| SS(1.1以下) | 86,000円 | 57,000円 | 35,000円 | 12,000円 |
| S(1.5以下) | 59,000円 | 39,000円 | 25,000円 | 8,000円 |
| A(1.9以下) | 45,000円 | 30,000円 | 20,000円 | 6,000円 |
・ドアに付くガラスのみの交換は対象外です。
・ガラスのサイズ区分は「1枚の面積」で判定します(窓・ドアの箇所面積とは異なります)。
Outer Window
2-3.外窓交換
外窓交換とは?
サッシ枠ごと高断熱窓に取り替える工法です。
工法によって「カバー工法」と「はつり工法」の2種類があります。
4つの工事の中で最も補助単価が高く、大きな掃き出し窓では高額な補助が期待できます。
- カバー工法
既存窓枠を残したまま上から新しい枠をかぶせる工法。壁を壊さず工期が短い(1日で完了するケースも)。費用を抑えやすく人気の工法。 - はつり工法
既存窓枠ごと完全撤去して交換する工法。開口部の大きさ変更が可能で自由度が高いが、外壁工事を伴うため工期・費用はやや増加。
カバー工法SSグレード特大で最大239,000円(戸建)・302,000円(中高層)の補助が受けられます。リビングの大きな掃き出し窓をお持ちの方はぜひご検討を。
カバー工法でもらえる補助金額(1箇所あたり)
🏠 戸建住宅・低層集合住宅(3階以下)
| グレード(Uw値) | 特大 4.0㎡以上 |
大 2.8〜4.0㎡ |
中 1.6〜2.8㎡ |
小 0.2〜1.6㎡ |
|---|---|---|---|---|
| SS(1.1以下) | 239,000円 | 188,000円 | 138,000円 | 89,000円 |
| S(1.5以下) | 156,000円 | 124,000円 | 92,000円 | 60,000円 |
| A(1.9以下) | 116,000円 | 88,000円 | 66,000円 | 41,000円 |
🏢 中高層集合住宅(4階以上)
| グレード(Uw値) | 特大 4.0㎡以上 |
大 2.8〜4.0㎡ |
中 1.6〜2.8㎡ |
小 0.2〜1.6㎡ |
|---|---|---|---|---|
| SS(1.1以下) | 302,000円 | 229,000円 | 156,000円 | 92,000円 |
| S(1.5以下) | 202,000円 | 153,000円 | 104,000円 | 62,000円 |
| A(1.9以下) | 174,000円 | 133,000円 | 92,000円 | 54,000円 |
はつり工法でもらえる補助金額(1箇所あたり)
🏠 戸建住宅・低層集合住宅(3階以下)
| グレード(Uw値) | 特大 4.0㎡以上 |
大 2.8〜4.0㎡ |
中 1.6〜2.8㎡ |
小 0.2〜1.6㎡ |
|---|---|---|---|---|
| SS(1.1以下) | 194,000円 | 149,000円 | 110,000円 | 69,000円 |
| S(1.5以下) | 117,000円 | 92,000円 | 68,000円 | 44,000円 |
| A(1.9以下) | 86,000円 | 63,000円 | 48,000円 | 29,000円 |
🏢 中高層集合住宅(4階以上)※カバー工法と同額
| グレード(Uw値) | 特大 4.0㎡以上 |
大 2.8〜4.0㎡ |
中 1.6〜2.8㎡ |
小 0.2〜1.6㎡ |
|---|---|---|---|---|
| SS(1.1以下) | 302,000円 | 229,000円 | 156,000円 | 92,000円 |
| S(1.5以下) | 202,000円 | 153,000円 | 104,000円 | 62,000円 |
| A(1.9以下) | 174,000円 | 133,000円 | 92,000円 | 54,000円 |
・はつり工法は足場が必要になる場合があり、工期・費用が増えることがあります。
・既存開口部を拡張・位置変更しての設置は対象外です。
・交換前より多いサッシ数を設置する場合、増加分は対象外となります。
Door
2-4.ドア交換
ドア交換とは?
玄関など住宅外皮(外壁ライン上)にある屋外から施錠できるドアを、高断熱仕様に交換する工法です。工法はカバー工法・はつり工法の2種類があります。
ドア交換の補助を受けるには、窓の断熱改修と同一契約内で行うことが条件です。
ドア交換のみの申請は対象外となります。活用のポイント:
ドア交換の補助を受けるには、窓の断熱改修と同一契約・同時申請で行う必要があります。また、補助金額の合計が5万円以上となることが条件のため、小窓1箇所のみでは申請条件を満たさない場合があります。窓工事とあわせて、補助額を確認しながら計画することが大切です。
ドア交換でもらえる補助金額(カバー工法・1製品あたり)
※ドアの補助単価は、同一の改修方法・性能区分・サイズの外窓交換と同額です。
🏠 戸建住宅・延床面積240㎡以下の非住宅
| グレード(Ud値) | 特大 4.0㎡以上 |
大 2.8〜4.0㎡ |
中 1.6〜2.8㎡ |
小 1.0〜1.6㎡ |
|---|---|---|---|---|
| P/SS(1.1以下) | 239,000円 | 188,000円 | 138,000円 | 89,000円 |
| S(1.5以下) | 156,000円 | 124,000円 | 92,000円 | 60,000円 |
| A(1.9以下) | 116,000円 | 88,000円 | 66,000円 | 41,000円 |
🏢 低層集合住宅(3階以下)・中高層集合住宅(4階以上)
| グレード(Ud値) | 特大 4.0㎡以上 |
大 2.8〜4.0㎡ |
中 1.6〜2.8㎡ |
小 1.0〜1.6㎡ |
|---|---|---|---|---|
| P/SS(1.1以下) | 302,000円 | 229,000円 | 156,000円 | 92,000円 |
| S(1.5以下) | 202,000円 | 153,000円 | 104,000円 | 62,000円 |
| A(1.9以下) | 174,000円 | 133,000円 | 92,000円 | 54,000円 |
・新たに開口部を設けて設置するドア(増設)は対象外です。
・ドアのガラス部分のみの交換は対象外です。
・交換前より多い数のドアを設置する場合、増加分は対象外となります。
・外気に接していないドア(内廊下に面した集合住宅の玄関等)は対象外です。
申請の手順
リフォームの補助金を受ける流れ
補助金の申請は「工事前の申請」「工事後の申請」などルールが様々です。着工後に申請しても対象外になる場合があるため、必ず事前に流れを確認しておきましょう。
業者を選定するポイント
補助金申請をスムーズに進めるために、業者選びは非常に重要です。
以下のポイントを参考にしてください。
安心できる業者を選ぶ 5つのポイント
-
POINT 01
補助金の登録事業者であること
各補助金制度には「登録事業者」のみが申請できるルールがあります。登録の有無を必ず確認しましょう。 -
POINT 02
申請書類のサポート実績があること
補助金申請には契約書・施工前後写真・同意書など多くの書類が必要です。サポート経験が豊富な業者を選びましょう。 -
POINT 03
地域密着型で実績が多い業者であること
市区町村の補助金は地元業者が条件の場合もあります。また地域に根差した業者はアフターフォローも安心です。 -
POINT 04
相談・見積もりが無料であること
補助金の活用を前提とした相談・現地調査・お見積もりを無料で対応してくれる業者に依頼すると安心です。 -
POINT 05
施工後のアフターサポートが充実していること
工事後のトラブル対応や定期点検など、長期的に付き合える業者を選ぶことが重要です。
さいたま市・越谷市・墨田区を中心としたナカノヤグループは、
補助金申請のサポート実績計500件以上。専門知識を持つスタッフが丁寧に対応し、品質管理・アフターサポートにも力を入れています。
一般住宅のリフォームから設備工事を中心に官公庁の大型施設の新築・リニューアル工事まで手掛ける地元密着企業。
管工事、土木、建築、電気など、さまざまな国家資格取得者が在籍。
越谷・浦和・墨田地域を中心にリフォーム工事は年間2500件以上。