ペットは大切な家族の一員。
ですがをペットを飼っていると、お住まいに関してさまざまなお悩みごとが出てくると思います。
でもそんなお悩みは、リフォームやリノベーションで解決することが多いです。
ペットと一緒に過ごす環境をリフォームで快適にしてみませんか?
今回はペットのためのリフォームはどんなことができるのか、実際のリフォーム事例と共にご紹介します。
目次
1.実際のお悩み
ペットを飼っているお客様のお悩みについては
- 床がすべるので、腰に負担がかかりそう
- 足音が下階に響かないか気になる
- ニオイが気になる
- 鳴き声が外に漏れないか心配
- 散歩後の足を洗うスペースが無い
など、ご家庭によってさまざまです。
戸建てやマンションなどのお住まいによってもお悩みは変わります。
こういったお悩みからリフォームをご検討される方も多いです。
本記事では、こういったお悩みを解決できるリフォームをご紹介していきます。
2.ペットのためのおすすめリフォーム
2-1.床
フローリングなどの床は滑りやすく、ペットの腰に負担がかかる場合や転倒により怪我につながる場合があります。
滑りにくいフローリングや、クッションフロアなど、ペットのための床材が各メーカーから販売されています。
LIXIL ラシッサ Sフロア
耐水性、抗菌性があり、ペットの足すべりにも配慮した表面仕上げなど、機能性を高めたみんなにやさしい床材です。優れた耐アンモニア性もあり、変色を起こしにくく、拭き取りやすいため、ペットがいるご家庭でも安心してご使用いただけます。
2-2.壁
ペットを飼っているとニオイが気になってしまったりしますよね。
壁紙は、抗菌や消臭機能がついているものがおすすめです。
また、ペットに特化した壁紙を販売しているメーカーもあり、傷に強い壁紙などもご用意があります。
2-3.壁材
エコカラット
エコカラットは湿度を調整してくれ、気になるニオイ成分を吸着してくれます。
エマウォール
エマウォールはホーロー素材で作られている壁材です。
ペットがひっかいても傷が付きにくい素材のなうえ、汚れてもサッと拭き取ることができ、水拭きもOK。ニオイも汚れもしみこまないため、おすすめな壁材です。
2-4.ドア
ペットが家の中を自由に移動できるようにペットドアをつけることも可能です。
予めペットの出入り口が搭載されているドアへの交換か、
既存ドアを一部開口し、ペットが通れるスペースを作り、専用の入り口枠を設置するかのどちらかとなります。
※既存ドアの加工、ペット専用入り口設置に関して施工可能かは、リフォーム会社によって異なりますので、お問合せください。
2-5.二重窓
二重窓はお部屋の窓の内側に新たに窓を設置する工事で、通常の窓よりも防音性、断熱性が高く、防犯の面でも強くなります。
2-6.洗面台
マンションの場合、お散歩の後に足を洗うスペースにお悩みの方が多くいらっしゃいます。
お風呂場や洗面台で洗う方が多いのですが、洗面台もペットに優しい形状のものがあります。
無理のない体制で足を洗えるようにカウンターが広いタイプや、洗面ボウルの形状が緩やかなものがおすすめです。
2-7.お風呂
TOTOのお風呂は「ほっカラリ床」が特徴。
ほっカラリ床は内側にクッション層があり畳のようなやわらかさ。
膝をついても痛くないため、ペットにも安心して快適にお使いいただけます。
また、床の表⾯シートが⾜裏にしっかりフィットして、すべりにくい。
床表⾯に特殊処理が施されており、汚れ落ちがスムーズなため、お掃除もラクラクです。
2-8.キッチン
家の中でペットを見守るには、対面キッチンがおすすめです。
リビングで遊ぶペットを見守りながらお料理をすることができます。
ペニンシュラキッチン(片側が壁についてるキッチン)ですと、一方の入り口しかないため、そちらにペットゲートを設ければ、キッチンに侵入し、誤飲をしたりけがをする心配もありません。
2-9.外まわり(門扉、立水栓など)
戸建てのお宅の場合は、ペットと散歩をする際に、ペットが道路へ飛び出していかないように門扉を設置するといった対策もできます。
また、外に立水栓や足洗い場があればお散歩帰りに足を洗ってからおうちの中へ入ることができます。
3.リフォーム時の工夫
リフォーム時には、ぜひ物を隠すようなリフォームを取り入れることがおすすめです。
たとえば、キッチンのカップボードを採用する際は、ゴミ箱も一緒に入るようなスペースを設けるなどの方法があります。
ゴミ箱でのいたずらを防ぐためです。
また、押し入れやクローゼットの内部を改修し、物が入りやすいように稼働棚仕様にしたり、ハンガーラックを設けたりする方法もございます。
壁を含むリフォームをする際はキャットウォークを設けることも可能です。
4.実際の事例
特注のドアをご提案させていただきました。
ペットのための床材で和室を洋室へリフォーム
床材にはペットに優しい床材を採用し、ペットに負担が無いようなリフォームをご提案させていただきました。
丸くて滑りやすかったボウルが、ワンちゃんにとっても快適になりました。
散歩から帰ってきた愛犬の足を負担なく洗うことができる洗面台にリフォームを行いました。
5.リフォーム時に気を付けること
実際にリフォームを行う際に気をつけたいことは、
ペットにできるだけ負担をかけないようにするということです。
大がかりな工事になるほど、リフォームにかかる日数も多くなります。
毎日大きな音がする工事だったり、たくさんの人が出入りをするため、
部位ごとにわけてリフォームをしたり、いつも一緒にいるご家族とリフォーム対象外のお部屋で過ごしたりと、ペットに負担がかからない様なリフォームにできると良いですね。
実際にリフォームをお願いする会社に相談をすると配慮してくれますので、ぜひご相談してみてください。
6.まとめ
ペットのためのリフォームを行うには、まずどんなリフォームが必要かということを考え、実績が豊富なリフォーム店に依頼することをおすすめします。
また、ご自宅によってリフォームを行いたいところや、お悩みは異なりますので、細かなところも相談できるリフォーム店にお任せできるといいですね。
ナカノヤでは、ペットファーストのリフォームも承っております。
お見積りは無料で承っておりますので、ぜひお問い合わせください。