インプラス(二重窓)工事の流れとメリット

インプラス(二重窓)

この記事では…

  • インプラス(二重窓)の仕組みと4つのメリットがわかる!
  • ご相談から取付け完了までの工事の流れがわかる!
  • 設置前の確認ポイントと、使える補助金の種類がわかる!

「冬の結露がひどい」「エアコンをつけても部屋が冷えない・暖まらない」「外の音で夜に目が覚める」――こうしたお悩みを、今ある窓を残したまま解決できるのがLIXILの内窓「インプラス」です。越谷市・さいたま市・墨田区を中心に窓リフォームを手がけるナカノヤが、インプラスのメリットと実際の工事の流れ、設置前に確認しておきたいポイントをまとめてご紹介します。

1. インプラスとは

インプラス(二重窓)の仕組み

⏱️
工事時間
1窓約60分
🏠
工事の方法
壁を壊さない
✨
主な効果
結露・断熱・防音

※工事時間はメーカー公表の目安です。窓の大きさや現場の状況により異なります。

→ メリットの詳細はこちら / 工事の流れはこちら

インプラスとは、今ある窓の内側にもう1つ窓を取り付けて「二重窓」にするLIXILの内窓です。外窓はそのまま残すため、壁を壊したり外壁側を工事したりする必要はありません。

 
内窓
 

効果の鍵は、外窓とインプラスの間にできる空気の層と、熱を伝えにくい樹脂製のフレームです。この2つが外の暑さ・寒さや音をさえぎり、室内の快適さを保ちます。木目調などのカラーもそろっているため、お部屋のインテリアになじみやすいのも人気の理由です。

2026年8月発売「マンション用インプラス」

マンションでは窓枠の奥行きが浅く、内窓の枠を納めるスペースが足りないケースがありました。そこでLIXILは2026年8月3日、取り付けに必要な窓枠の奥行きを抑えた「マンション用インプラス」を発売しました。

項目 従来の枠 マンション用インプラス
必要な窓枠の奥行き 61mm 54mm
室内側への持ち出し幅 6.5mm 最大13mm
戸建てへの設置 可能 可能

※出典:LIXILニュースリリース(2026年8月20日)。持ち出し幅13mmは窓枠納めの場合です。

これまでオプション部材(ふかし枠)が必要だった現場でも、部材なしで取り付けられるケースが増えています。価格は従来の一般枠と同じ設定のため、追加部材の費用を抑えやすくなりました。

2. インプラスの4つのメリット

結露を大幅に減らせる

結露は、冷えた窓ガラスに室内の暖かく湿った空気が触れることで起こります。インプラスを付けると、外窓との間の空気層がクッションとなり、室内側のガラスが冷えにくくなるため、結露が大幅に減ります。

特にマンションは気密性が高く室内の湿度が上がりやすいため、戸建てより結露が起きやすい傾向があります。結露が原因で窓まわりやカーテンにカビが出てしまった方には、ナカノヤでもインプラスをおすすめしています。

夏も冬も快適になる(断熱・遮熱)

住まいの中で、熱の出入りが最も大きいのが窓です。二重窓にすることで、季節を問わず室内の温度を保ちやすくなります。

  • 夏:強い日差しの熱が入りにくく、エアコンで冷やした空気も逃げにくくなります。
  • 冬:外の冷気が伝わりにくく、暖房で暖めた空気を室内にとどめます。

冷暖房の効きが良くなるため、「設置後に電気代が下がった」というお声をいただくこともあります。

外の音を抑えられる(防音)

道路や線路に面したお住まいでは、「車や電車の音で夜に目が覚める」というお悩みが少なくありません。窓が二重になると音が伝わりにくくなり、外からの騒音を抑えられます。

反対に、室内の話し声やテレビ・楽器の音も外へ漏れにくくなるため、ご近所への音が気になる方にも向いています。

壁を壊さず短時間で工事できる

インプラスは今ある窓の内側に取り付けるだけなので、窓を丸ごと交換する工事と比べて大がかりな作業がありません。工事時間は1窓あたり約60分が目安で、住みながら・普段どおり生活しながら工事を進められます。

外壁や足場に関わる工事がないため、騒音やほこりも最小限で済みます。具体的な作業内容は「取付け工事の2ステップ」で写真付きでご紹介しています。

メリットのまとめとおすすめの方

4つのメリットを、効果が生まれる理由とあわせて整理しました。

メリット 効果が生まれる理由
結露の軽減 空気層によって室内側のガラスが冷えにくくなる
断熱・遮熱 空気層と樹脂フレームが熱の出入りをさえぎる
防音 窓が二重になり、音が伝わる経路が増える
短時間の工事 既存の窓を残し、内側に枠と窓を取り付けるだけ

お悩み別に、インプラスが特に向いている方をまとめると次のとおりです。

 

結露・カビ 冬の朝に窓ガラスやサッシがびっしょり濡れる方、カーテンや窓まわりのカビに悩んでいる方
暑さ・寒さ 西日が強い部屋や北側の寒い部屋がある方、冷暖房費を抑えたい方
騒音 幹線道路・線路沿いにお住まいの方、寝室や在宅ワークの部屋を静かにしたい方
工事の負担 窓の交換までは考えていない方、マンションで外窓に手を加えられない方

もっと詳しく検討されたい方は、こちらからお気軽にお問合せください!

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3. インプラス工事の流れ

ご相談から完了までの流れ

インプラスは窓ごとにサイズを測って製作するため、取付け工事の前に現地調査と採寸を行います。ナカノヤでのご依頼から完了までの流れは次のとおりです。

ステップ 内容
① ご相談 お電話・LINE・お問い合わせフォームから。結露・寒さ・騒音など、お悩みをお聞かせください
② 現地調査・採寸 窓枠の奥行きや状態、カーテンまわりを確認し、正確に採寸します(無料)
③ お見積り・ご契約 ガラスの種類や枠の色を決め、補助金の対象になるかもあわせて確認します
④ 製品の手配 採寸したサイズでメーカーに発注し、製品の到着を待ちます
⑤ 取付け工事 1窓あたり約60分が目安です
⑥ 完了確認 開け閉めや鍵の動きをお客様と一緒に確認して完了です

取付け工事の2ステップ

当日の取付け工事は、大きく分けて2つの作業だけです。

ステップ1:内窓用の窓枠を取り付ける

 
内窓
 

既存の窓の内側に、インプラス用の窓枠を上下左右の4方向から取り付けます。

ステップ2:内窓をはめ込み調整する

 

 

枠の取付け後、内窓(障子)をはめ込み、スムーズに開け閉めできるよう建て付けを調整して完了です。お住まいの構造によって作業内容が多少変わることはありますが、基本的には1か所あたり約60分で設置できます。

実際の工事の様子は動画でもご覧いただけます。

 

工事前に確認したいポイント

インプラスは多くの窓に取り付けられますが、窓まわりの状況によっては部材の追加や事前の準備が必要です。現地調査では、主に次の3点を確認します。

窓枠の奥行き

内窓の枠を納めるには、窓枠に一定の奥行きが必要です。足りない場合は、窓枠を室内側に延長する「ふかし枠」を使って取り付けます。マンションでは、奥行きの条件を緩和したマンション用インプラスで対応できるケースも増えています。

カーテンボックス・ブラインド

 

 

窓の上にカーテンボックスがあったり、窓枠の内側にブラインドやロールスクリーンが付いていたりすると、内窓の枠と干渉することがあります。この場合、そのままでは設置できないこともあります。カーテンレールやブラインドの付け替え、ふかし枠での対応など、窓ごとに取り付け方法をご提案します。

マンション・賃貸住宅の場合

  • 分譲マンション:外窓は共用部分のため交換できないことが多い一方、室内側に付けるインプラスは取り付けられるのが一般的です。念のため管理規約を確認しておくと安心です。
  • 賃貸住宅:原則として、事前にオーナー・管理会社の承諾が必要です。
取り付けられるかは現地調査で判断します
窓枠の奥行きやカーテンまわりの状況は、お住まいごとに異なります。「うちの窓に付けられるか」が気になる場合も、まずはお気軽に無料の現地調査をご利用ください。

もっと詳しく検討されたい方は、こちらからお気軽にお問合せください!

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補助金を活用する

インプラスのような内窓の設置は、国の省エネ関連の補助金の対象になります。補助金はカテゴリごとに対象や申請方法が異なるため、整理しておきましょう。

※補助金の情報は2026年10月時点のものです。

 

制度のカテゴリ 代表的な制度 内窓との関係
国の省エネ関連制度 先進的窓リノベ2026事業(環境省) 内窓の設置が対象。窓の性能とサイズで補助額が決まり、登録事業者が申請を行います
国の省エネ関連制度 みらいエコ住宅2026事業 窓の断熱改修を含むリフォームが対象。同じ窓で先進的窓リノベと重ねて受けることはできません
自治体独自の助成金 市区町村の省エネ改修・住宅リフォーム補助 国の制度と併用できる場合があります。内容や受付期間は年度・自治体ごとに異なります
介護保険の住宅改修費 要介護・要支援認定を受けた方の住宅改修 手すりや段差解消などが対象で、窓の断熱改修は原則として対象外です
先進的窓リノベ2026事業は予算がなくなり次第終了
交付申請の期限は遅くとも2026年12月31日までで、予算の上限に達した時点で受付が締め切られます。また、過去の住宅省エネキャンペーン(2023〜2025)で補助を受けた窓は対象外です。ご検討中の方はお早めにご相談ください。

→ 内窓の電気代・費用・補助金はこちら / 二重窓の性能比較はこちら

4. よくある質問

Q&Aまとめ

Q窓の開け閉めが面倒になりませんか?

A換気のときは内窓と外窓の2枚を開ける必要があるため、ひと手間増えるのは確かです。毎日開け閉めする窓は開閉のしやすい窓の形を選ぶ、使用頻度の低い窓から優先して付けるなど、現地調査の際に使い方に合わせてご提案します。

Q外窓と内窓の間の掃除はどうすればいいですか?

A内窓を開ければ、外窓の室内側や窓の間の枠を拭き掃除できます。窓の間は外気が直接入らないためほこりはたまりにくいですが、季節の変わり目などに年に数回お手入れすると、きれいな状態を保てます。

Q結露は完全になくなりますか?

A大幅に減らせますが、室内の湿度が非常に高い場合や外気温が極端に低い日には、外窓と内窓の間に結露が出ることがあります。加湿器の使いすぎを控える、こまめに換気するなど、湿度管理とあわせるとより効果的です。

Qガラスの種類は選べますか?

A一枚ガラスのほか、断熱性の高いLow-E複層ガラスなどから選べます。補助金の対象になるかどうかや補助額はガラスを含めた窓の性能で決まるため、お見積りの際に補助金の活用も含めてご提案します。

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執筆者

 

ナカノヤ

株式会社ナカノヤ Nakanoya Co., Ltd.
創業110年以上の歴史を誇る。
一般住宅のリフォームから設備工事を中心に官公庁の大型施設の新築・リニューアル工事まで手掛ける地元密着企業。
管工事、土木、建築、電気など、さまざまな国家資格取得者が在籍。
越谷・浦和・墨田・日本橋を中心にリフォーム工事は年間2500件以上。

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