【2026年】キッチンリフォームの補助金活用事例|埼玉・東京

【2026年】キッチンリフォームの補助金制度|みらいエコ住宅・先進的窓リノベ活用事例

この記事では…

  • キッチンリフォームで活用できる2026年の補助金制度(みらいエコ住宅2026・先進的窓リノベ2026)がわかる!
  • 「キッチンリフォーム+内窓設置」でもらえる補助額を具体事例で確認できる!
  • 申請前に必ず知っておきたい4つの注意点がわかる!

キッチンのリフォームは、補助金を活用することで費用負担を大きく抑えられます。ただし2026年は「キッチン単体では申請できない」「窓のグレードによって申請する制度が変わる」など、事前に知っておくべきルールがいくつもあります。2025年度に100件以上の補助金申請をサポートしてきた経験をもとに、キッチンリフォームで使える2026年の補助金制度と、実際にいくらもらえるのかを事例つきで解説します。


キッチンリフォームで使える2026年の補助金制度

キッチンの省エネ・快適化リフォームで使える国の補助金は、主に「みらいエコ住宅2026事業」と「先進的窓リノベ2026事業」の2つです。この2つは名前も対象工事も似ていますが、窓の性能グレードによって申請先が変わるという重要な違いがあります。まずはそれぞれの制度の概要から見ていきましょう。

みらいエコ住宅2026事業とは

お風呂・キッチン・洗面台・トイレなどの水まわり設備や、給湯器・エアコンなどを省エネ性能の高いものに交換すると補助金がもらえる制度です。ビルトイン食洗機やレンジフード、対面化改修など、キッチンリフォームで採用しやすいメニューが多く含まれています。

⚠️ キッチンの工事だけでは申請できません!
補助を受けるには、まず「1つの居室(トリガールーム)」で窓・壁などの断熱改修を行うことが必須条件です。キッチンリフォームと窓リフォームは必ずセットで計画しましょう。
対象世帯 全世帯(平成28年以前に新築された住宅)
申請者 施工業者(みらいエコ住宅事業者として登録された事業者のみ)
対象期間 2025年11月28日以降着手 〜 2026年12月31日工事完了(予算上限に達し次第終了)
最低申請額 2万円以上(他の補助事業との併用時)
補助上限額 最大 100万円/戸(住宅の築年・工事内容による)

📌 カギとなる「トリガールーム」とは?

みらいエコ住宅2026事業では、外に面した窓がある「1つの居室(=トリガールーム)」で、決められた組み合わせの断熱改修(窓・壁・給湯設備など)を行うことが必須です。このトリガールームの工事が確認されてはじめて、住宅全体のキッチン・お風呂など水まわりリフォームが補助対象になります。必要な組み合わせは住宅の築年によって異なるため、詳細は登録事業者にご確認ください。

キッチンリフォームで対象になる主な工事メニュー

カテゴリー 項目 補助額
キッチン ビルトイン食器洗機 30,000円/戸
キッチン 掃除しやすいレンジフード 15,600円/戸
キッチン ビルトイン自動調理対応コンロ 18,000円/戸
キッチン キッチンセットの交換を伴う対面化改修 106,800円/戸
水栓 節湯キッチン水栓 9,000円/箇所
窓(トリガールーム外) 内窓設置(Aグレード・小サイズ〜) 17,000円/箇所〜

※対面化改修で申請する場合、レンジフード・コンロへの補助は別途受けられなくなる場合があります。上記以外の対象工事・補助額についてはみらいエコ住宅2026事業の解説記事をご覧ください。

先進的窓リノベ2026事業とは

内窓設置・ガラス交換・外窓交換・ドア交換など、開口部(窓まわり)の断熱改修に特化した補助金制度です。キッチンの窓を性能の高いものに交換する場合、グレードによってはこちらの制度から補助が出ます。

対象世帯 全世帯
申請者 施工業者(登録事業者のみ)
対象期間 2025年11月28日以降にリフォーム着手し、2026年12月31日までに工事完了するもの(予算上限に達し次第終了)
最大補助額 100万円
最低申請額 5万円以上

キッチンの窓で対象になる主な補助額(内窓設置/戸建て・低層集合住宅)

キッチンの窓をSグレード以上の内窓に交換する場合、窓のサイズによって補助額が変わります。

窓の性能区分 特大(G)4.0m²以上 大(L)2.8〜4.0m² 中(M)1.6〜2.8m² 小(S)0.2〜1.6m²
P(SS) Uw1.1以下 140,000円 89,000円 58,000円 36,000円
S Uw1.5以下 76,000円 52,000円 34,000円 22,000円

※上記はいずれもSグレード以上(Uw1.5以下)の内窓が対象です。Aグレード(Uw1.9以下)の内窓はみらいエコ住宅2026事業で申請します。外窓交換・ガラス交換の補助額については先進的窓リノベ2026事業の解説記事をご覧ください。

どちらの制度で申請する?(窓のグレードで判断)

キッチンの窓リフォームをあわせて行う場合、窓の性能グレードによって申請する制度が異なります。基本的な考え方は次のとおりです。

性能区分 熱貫流率(Uw) 先進的窓リノベ みらいエコ住宅
P・S 1.5以下 ✓ 対象 対象外(窓リノベで申請)
A(外窓・ガラス交換) 1.9以下 ✓ 対象 対象外(窓リノベで申請)
A(内窓のみ) 1.9以下 対象外 ✓ 対象

※内窓設置はSグレード以上(Uw1.5以下)なら先進的窓リノベAグレード(Uw1.9以下)ならみらいエコ住宅で申請します。外窓交換・ガラス交換は、Aグレードであっても先進的窓リノベの対象です。窓工事とあわせてキッチンリフォームを行う場合は、内窓のグレードがどちらの制度で申請できるかがポイントになります。


申請前に知っておきたい4つの注意点

キッチンリフォームで補助金を活用する際、見落としがちな4つのポイントをまとめました。事前に知っておくことで、申請できずに損をしてしまうリスクを防げます。

① キッチンだけでは補助金対象外
キッチン・お風呂・トイレなどの水まわり工事だけでは、みらいエコ住宅2026事業は申請できません。必ず窓(トリガールーム)などの断熱改修とセットで計画する必要があります。
② 窓のグレードによって申請先が変わる
窓とあわせて申請する場合、内窓の性能がAグレード以下ならみらいエコ住宅Sグレード以上なら先進的窓リノベで申請します。同じ「内窓を替える」工事でも、製品のグレードによってもらえる制度が変わる点に注意しましょう。
③ 補助額の合計が最低申請額に届かないと申請不可
それぞれの制度には最低申請額が設定されています。先進的窓リノベは合計5万円以上みらいエコ住宅は他事業と併用する場合合計2万円以上にならないと申請できません。工事内容によっては最低額に届かないケースもあるため、事前に見積もり段階で確認することが大切です。
④ みらいエコ住宅は「トリガールーム」の要件クリアが必須
みらいエコ住宅2026事業でキッチンなどの水まわりリフォームを補助対象にするには、トリガールームで定められた断熱改修(窓・壁の組み合わせ)を行う必要があります。住宅の築年によって必要な工事内容が異なるため、登録事業者に事前相談のうえ計画しましょう。

「キッチンリフォーム+内窓設置」の補助金事例

実際にどのくらいの補助金がもらえるのか、3つの事例でご紹介します。

事例1:キッチンリフォーム+内窓設置でもらえる補助額

⚠️ トリガールームは「1つの居室」で行う必要があります。
キッチン単体の工事ではトリガールームの要件を満たせないため、今回は洋室の掃き出し窓(Lサイズ)を内窓設置(Sグレード)してトリガールームの要件をクリアし、キッチンの工事をあわせて申請する形になります。

洋室の掃き出し窓をSグレードの内窓に交換すると、窓部分は先進的窓リノベ2026事業から52,000円、ビルトイン食洗機・レンジフード・コンロ・節湯水栓はみらいエコ住宅2026事業から72,600円、合計124,600円の補助金がもらえます。

制度 項目 補助額
先進的窓リノベ2026 洋室 掃き出し窓の内窓設置(Sグレード・大サイズ) 52,000円
みらいエコ住宅2026 ビルトイン食器洗機 30,000円
みらいエコ住宅2026 掃除しやすいレンジフード 15,600円
みらいエコ住宅2026 ビルトイン自動調理対応コンロ 18,000円
みらいエコ住宅2026 節湯キッチン水栓 9,000円
合計(窓リノベ+みらいエコ) 124,600円

※トリガールームの窓がSグレードのため、窓部分は先進的窓リノベ2026事業(最低申請額5万円)、キッチン部分はみらいエコ住宅2026事業(最低申請額2万円)と、2つの制度に分けて申請します。

事例2:水まわりリフォーム+内窓設置でもらえる補助額

⚠️ トリガールームは「1つの居室」で行う必要があります。
事例1と同様、洋室の掃き出し窓(Lサイズ)を内窓設置(Sグレード)してトリガールームの要件をクリアし、キッチン・お風呂・トイレなど水まわり全体をあわせて申請する形になります。

キッチンに加えてお風呂・トイレもまとめてリフォームした場合、窓部分は先進的窓リノベ2026事業から52,000円、水まわり部分はみらいエコ住宅2026事業から216,900円、合計268,900円の補助金がもらえます。

制度 項目 補助額
先進的窓リノベ2026 洋室 掃き出し窓の内窓設置(Sグレード・大サイズ) 52,000円
みらいエコ住宅2026 節水型トイレ 31,500円
みらいエコ住宅2026 高断熱浴槽 48,000円
みらいエコ住宅2026 浴室乾燥機 27,600円
みらいエコ住宅2026 節湯浴室水栓 9,000円
みらいエコ住宅2026 節湯キッチン水栓 9,000円
みらいエコ住宅2026 節湯洗面水栓 9,000円
みらいエコ住宅2026 掃除しやすいレンジフード 15,600円
みらいエコ住宅2026 ビルトイン自動調理対応コンロ 18,000円
みらいエコ住宅2026 手すりの設置 7,200円
みらいエコ住宅2026 廊下幅等の拡張 33,600円
みらいエコ住宅2026 段差解消 8,400円
合計(窓リノベ+みらいエコ) 268,900円

※窓部分(52,000円)は先進的窓リノベ2026事業、水まわり部分(216,900円)はみらいエコ住宅2026事業と、2つの制度に分けて申請します。

事例3:キッチンリフォーム+トイレリフォーム+外窓交換(Sグレード)でもらえる補助額

窓をSグレードの外窓(カバー工法)2箇所に交換する場合は先進的窓リノベ2026事業、キッチン・トイレの工事はみらいエコ住宅2026事業と、2つの制度をあわせて申請します。合計すると295,300円の補助金がもらえます。

制度 項目 補助額
先進的窓リノベ2026 外窓交換(Sグレード・中サイズ)×2箇所 184,000円
みらいエコ住宅2026 ビルトイン食器洗機 30,000円
みらいエコ住宅2026 掃除しやすいレンジフード 15,600円
みらいエコ住宅2026 ビルトイン自動調理対応コンロ 18,000円
みらいエコ住宅2026 節湯キッチン水栓 9,000円
みらいエコ住宅2026 節水型トイレ 31,500円
みらいエコ住宅2026 手すりの設置 7,200円
合計(窓リノベ+みらいエコ) 295,300円

※窓がSグレードのため外窓交換分は先進的窓リノベ2026事業から、キッチン・トイレ分はみらいエコ住宅2026事業から、それぞれ別制度としてまとめて申請します。


よくある質問

Q. キッチンのリフォームだけで補助金はもらえますか?

A. 残念ながらキッチン単体の工事だけでは申請できません。みらいエコ住宅2026事業を利用するには、窓(トリガールーム)の断熱改修を必ずセットで行う必要があります。

Q. 内窓を替えれば必ずみらいエコ住宅で申請できますか?

A. いいえ。内窓の性能がSグレード以上(Uw1.5以下)の場合は先進的窓リノベ2026事業の対象となり、みらいエコ住宅では申請できません。Aグレード(Uw1.9以下)の内窓のみみらいエコ住宅の対象です。

Q. キッチンを対面化する場合も同じように補助金がもらえますか?

A. 対面化改修(キッチンセットの交換を伴うもの)は106,800円/戸の定額補助となりますが、この場合レンジフードやコンロへの補助は別途受けられなくなる場合があります。対面化するかどうかで申請できる組み合わせが変わるため、事前に登録事業者へご相談ください。

Q. 補助金の申請は自分でしないといけませんか?

A. いいえ、申請は登録事業者である施工業者が行います。ただし登録事業者でないと申請できないため、依頼する業者が登録済みかどうかを事前に確認しておくことが重要です。

Q. 予算がなくなったら申請できなくなりますか?

A. はい。みらいエコ住宅2026・先進的窓リノベ2026ともに、予算上限に達し次第受付終了となります。工事完了後の申請となるため、リフォームをお考えの方は早めのご相談をおすすめします。

補助金制度はわかりにくい部分も多いため、

登録事業者へのご相談をおすすめします。
ご相談・現地調査・お見積は無料で対応しております。

 

執筆者

 

ナカノヤ
株式会社ナカノヤ Nakanoya Co., Ltd.
創業110年以上の歴史を誇る。
一般住宅のリフォームから設備工事を中心に官公庁の大型施設の新築・リニューアル工事まで手掛ける地元密着企業。
管工事、土木、建築、電気など、さまざまな国家資格取得者が在籍。
越谷・浦和・墨田・日本橋地域を中心にリフォーム工事は年間2500件以上。

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