外壁・屋根リフォームの費用相場を種類別に解説!注意点や費用を抑えるコツも紹介

外壁・屋根リフォームの費用相場

この記事では…

  • 外壁・屋根リフォームの費用相場が工法別にわかる!
  • リフォームのタイミングと、劣化サインの見分け方がわかる!
  • 失敗しないための注意点と、補助金など費用を抑えるコツがわかる!

外壁と屋根は、一年を通じて雨風や紫外線にさらされながら住まいを守っている、家の「顔」ともいえる部分です。しかしリフォームとなると「どの工法を選べばいいのか」「いくらかかるのか」がわかりにくいもの。本記事では、塗装・重ね張り・張り替えの工法別の費用相場から、リフォームのタイミング、失敗しないための注意点、補助金など費用を抑えるコツまでまとめて解説します。

1. 外壁・屋根リフォームの費用相場

外壁・屋根リフォームには、大きく分けて「塗装」「重ね張り」「張り替え」の3つの工法があります。一般的には塗装→重ね張り→張り替えの順に費用が高くなり、工事内容によって費用は大きく異なります。まずは工法別の相場観をつかんでおきましょう。

🖌️
外壁・屋根塗装
100万円〜200万円
40坪の場合/工期:10〜14日程度
🧱
重ね張り(カバー工法)
150万円〜300万円
解体・撤去費用を抑えられる
🏠
張り替え
300万円〜500万円
内部の劣化まで補修できる

※上記はあくまで目安です。実際の費用は建物の面積や劣化状況、使用する材料により変動するため、詳細は現地調査でご確認ください。

外壁・屋根塗装の費用相場

外壁・屋根塗装は、専用の塗料で外壁・屋根を塗り直す工事で、最も一般的な外壁・屋根リフォームです。費用は施工面積や塗料の種類・耐用年数によって変動します。塗装前の高圧洗浄や補修工事、足場の設置も必要で、これらを含めた費用相場は40坪の住宅で100万円〜200万円です。

 

項目 内容
費用相場 100万円〜200万円(40坪の場合)
工期目安 10〜14日程度(洗浄・下塗り・中塗り・上塗りを含む)
適した状態 塗膜は劣化しているが、下地の外壁材はまだ十分な耐久性を保っている
含まれる主な工程 足場設置、高圧洗浄、補修工事、塗装(下塗り・中塗り・上塗り)

ナカノヤ施工事例

外壁・屋根 外壁塗装

外壁で生まれ変わる家│草加市

施工事例をもっと見る →

外壁・屋根の重ね張り(カバー工法)の費用相場

外壁・屋根材そのものが劣化している場合や、幅の広いひび割れ・破損がある場合は、塗装ではなく重ね張り(カバー工法)が適しています。既存の外壁・屋根を残したまま新しい下地と外壁材を重ねるため、張り替えに比べて解体・撤去費用を抑えられます。費用相場は150万円〜300万円です。

 

項目 内容
費用相場 150万円〜300万円
工期目安 建物の状況により変動(現地調査で確認)
適した状態 外壁・屋根材自体の劣化、幅の広いひび割れや破損がある
注意点 厚みが増すため、窓サッシなどの開口部が工事前より埋まったり、家の存在感・圧迫感が増したりすることがある

外壁・屋根の張り替えの費用相場

張り替えは、既存の外壁材をすべて撤去して骨格だけの状態にし、新たに下地と外壁・屋根材を取り付ける方法です。撤去作業がある分、作業日数が長く費用も高額になり、相場は300万円〜500万円です。その一方で、既存の外壁・屋根を剥がす際に内部の劣化を発見・補修できるという大きなメリットがあります。

 

項目 内容
費用相場 300万円〜500万円
工期目安 撤去作業があるため長め(建物の状況により変動)
適した状態 カビ・コケ・藻が広範囲に発生している、クラックや破損による雨漏りが複数箇所ある
特に向いている住宅 築30〜40年以上の住宅、雨漏りを起こしたことのある住宅

工法別費用・工期のまとめ比較

ここまで紹介した3つの工法の費用・工期・実施時期の目安を一覧にまとめました。

 

工法 費用相場 工期目安 実施時期の目安
外壁・屋根塗装 100万円〜200万円 10〜14日程度 約10年ごと
重ね張り(カバー工法) 150万円〜300万円 建物の状況により変動 築20〜40年
張り替え 300万円〜500万円 建物の状況により変動 築20〜40年
外壁・屋根塗装 外壁材自体は健全で、色あせやチョーキングなど塗膜の劣化が気になる人
重ね張り(カバー工法) 外壁材の劣化やひび割れが進んでいるが、解体・撤去費用は抑えたい人
張り替え 築30〜40年以上、または雨漏りの経験があり、内部の劣化まで確認・補修したい人

もっと詳しく検討されたい方は、こちらからお気軽にお問合せください!

ご相談・現地調査・お見積は無料で対応いたします♪
見積無料

2. リフォームのタイミングと実施までの流れ

外壁・屋根リフォームは、適切な時期に行うことで大規模な修繕を避け、費用を抑えることにつながります。ここでは、リフォームが必要な理由と見極めのタイミング、実施までの流れを解説します。

外壁・屋根リフォームが必要な理由

外壁・屋根リフォームは「見た目が悪いだけでそれほど重要ではない」と思われがちですが、実は住まいの耐久性に直結する工事です。主な理由は次の3つです。

  • 防水性を高める:経年劣化で塗装が剥がれると防水機能が低下します。リフォームで防水性を回復し、雨漏りや浸水を防ぎます。
  • 大規模補修を回避する:劣化を放置すると雨漏りや腐食など大きな問題につながり、修繕費用も高額になります。早めの対応が結果的に費用を抑えます。
  • 美観を維持する:色あせや亀裂は家全体の印象を損ねます。リフォームで住まいの美観を保ちます。

劣化サインとリフォームのタイミング

一般的な目安として、塗装工事は約10年、重ね張り・張り替え工事は20〜40年で必要になるといわれています。ただし地域の気象条件や建物の状況、塗料の種類によっては3〜5年程度で劣化が始まることもあります。特に屋根は紫外線の影響で外壁より早く傷むため注意が必要です。新築から10年が経過したら、見た目に変化がなくても点検を検討しましょう。

次のような症状は、リフォームを検討するサインです。

  • 外壁のひび割れ、サイディングボードの継ぎ目の亀裂
  • チョーキング現象(外壁を指で触ると白い粉がつく)
  • 塗膜(塗料の膜)の剥がれ・膨れ、色褪せ
  • カビ・コケ・藻の広範囲な発生、雨漏り

 

塗料の種類と耐用年数

塗装工事のタイミングは、現在の外壁に使われている塗料の種類によって異なります。

塗料の種類 耐用年数
アクリル樹脂系塗料 約5〜8年
ウレタン樹脂系塗料 約8〜10年
シリコン樹脂系塗料 約10〜12年
ラジカル制御系塗料 約12〜15年
フッ素樹脂系塗料 約15〜20年

 

外壁・屋根材の種類と耐用年数

新築から20年以上リフォームをしていない場合は、重ね張り・張り替えを検討するタイミングです。主な外壁・屋根材の寿命は、早いもので約20年、長いもので40年以上が目安です。

外壁・屋根材の種類 耐用年数
モルタル 約30年
窯業系サイディング 20〜40年
金属系サイディング 30〜40年
木質系サイディング 20〜30年
樹脂系サイディング 20〜40年
タイル 40年以上
ALC 40年以上

※耐用年数は一般的な目安です。立地や日当たり、施工状態によって前後します。

リフォームを実施するまでの流れ

外壁・屋根リフォームは大がかりで費用もかかる工事のため、事前の情報収集と確認が大切です。一般的な流れは次のとおりです。

 

ステップ 内容
1. 状態のチェック 前項の劣化サインが出ていないか、ご自身で外壁・屋根を確認します。
2. 現地調査 業者が外壁・屋根の状態、素地、面積などを詳しく調べ、リフォームプランを提案します。
3. 見積検討・契約 プラン・費用・担当者の対応を比較検討します。契約内容、図面、支払い方法と時期、アフターフォローは特によく確認しましょう。
4. 近隣へのご挨拶 騒音・振動や工事車両の出入りについて、着工前に近隣へ説明し理解を得ます。
5. 工事着工 工事中に不安や疑問があれば、遠慮なく担当者や職人に確認しましょう。
6. 工事完了 仕上がりに不備がないかをご自身の目で確認し、保証やアフターフォローの内容も改めて確認します。

3. 失敗しないための注意点と費用を抑えるコツ

外壁・屋根リフォームは、住まいの快適さや美観、建物の耐久性に大きく影響します。ここでは、失敗を防ぐための注意点と、費用を抑えるためのコツをご紹介します。

見積もりの内容が適切か確認する

金額の安さだけで契約を決めるのは危険です。塗装の合計費用は「1平方メートルあたりの施工単価×施工面積」で決まるため、単価と面積がそれぞれ妥当かをチェックしましょう。特に材料費が「一式」などとあいまいに記載されている場合は、内訳を確認することが大切です。契約前に、希望や条件が漏れなく見積もりに反映されているかも必ず確認しましょう。

工事期間とアフターフォローを事前に把握する

外壁・屋根塗装は、一つでも工程を省略すると仕上がりに影響が出ます。通常は外壁の洗浄、下塗り・中塗り・上塗りを含めて10〜14日程度かかります。また、アフターフォローが充実した業者を選べば、保証期間内にトラブルが起きた際も無償で補修してもらえます。

工期が短すぎる見積もりに注意
塗装の工事期間が10日以内とされている場合、洗浄の省略や塗装回数の削減など、必要な工程が省かれている可能性があります。工程表で各作業の日数を確認しましょう。

リフォーム業者は複数社を比較する

外壁・屋根リフォームを請け負う会社には、ハウスメーカー、工務店、ホームセンター、総合リフォーム会社、塗装業者などさまざまな形態があります。適正価格で正しい工事をしてくれる業者を見極めるには、3〜5社に見積もりを依頼して比較するのがおすすめです。費用相場や適切な塗料、必要な工事・不要な工事を判断する基準になり、劣化箇所とそれに対する工事内容を具体的に示してくれる業者を選びやすくなります。

補助金・助成金を活用する

外壁・屋根リフォームは、自治体の助成金・補助金制度を活用することで費用負担を軽減できる場合があります。省エネ性能や耐震性能を高める工事が対象となるケースが多く、支給額は約10〜20万円程度が一般的です。主な制度カテゴリは以下のとおりです。

 

制度カテゴリ 対象・内容 支給目安
自治体の省エネ・断熱改修助成 遮熱・断熱塗料による塗装、外壁・屋根の断熱改修など 自治体により異なる
自治体の耐震改修助成 耐震診断・耐震補強とあわせて行う外壁・屋根工事など 自治体により異なる
国の住宅省エネ関連制度 外壁・屋根の断熱改修など(塗装のみの工事は対象外となることが多い) 制度・年度により異なる
地元業者の利用が条件の助成 自治体内の施工会社による工事を条件とした住宅リフォーム助成 自治体により異なる

※条件や支給金額は自治体・年度によって異なり、工事前の申請が必要なケースがほとんどです。地元業者の利用が条件になる制度もあるため、地域で信頼できる施工会社に早めに相談することをおすすめします。

定期的にメンテナンスを行い、細かく補修する

外壁・屋根の劣化が進むほど、修繕には大きな費用がかかります。定期的に点検し、ヒビ割れや亀裂などの小さな損傷を早期に補修すれば、大規模なリフォームが必要になる前に問題を解決でき、長期的な費用を抑えられます。あわせて長寿命の塗料やコーキングを選べば、メンテナンス周期を延ばすことも可能です。

4. よくある質問

Q&Aまとめ

Q外壁と屋根は同時にリフォームした方がよいですか?

A外壁・屋根の工事にはどちらも足場の設置が必要なため、同時に行えば足場を一度で済ませられ、トータルの費用を抑えやすくなります。屋根は外壁より早く傷みやすいため、外壁のリフォーム時にあわせて状態を点検しましょう。

Q工事中も家で生活できますか?

A外壁・屋根の工事は、基本的に住みながら行えます。ただし足場や養生シートの設置により、窓の開閉や洗濯物の外干しが制限される期間があるため、事前に工程を確認しておくと安心です。

Q雨の日も工事は進みますか?

A塗装工事は仕上がりの品質を保つため、雨天時は作業を中止するのが一般的です。天候によって工期が延びる場合があるため、余裕をもったスケジュールで計画しましょう。

Q補助金や助成金はどうやって申請すればいいですか?

A制度によって申請窓口や必要書類が異なります。工事着工前の申請が条件となるケースが多いため、リフォーム業者や自治体の窓口に早めに相談することをおすすめします。

Q保証やアフターサービスはありますか?

A保証内容は業者ごとに異なります。保証期間と対象範囲、定期点検の有無を契約前に書面で確認しておきましょう。

外壁・屋根リフォームは、家の見た目を美しく保つだけでなく、住まいの耐久性を確保するうえで欠かせない工事です。費用は決して安くありませんが、今回ご紹介した相場はあくまで目安で、最適な工法は住宅の状況や予算によって異なります。劣化サインや耐用年数を踏まえて適切なタイミングを見極め、見積もりの確認・複数社比較・補助金の活用などを組み合わせながら、長期的な視点で最適なリフォームを選びましょう。定期的なメンテナンスと早めの小規模補修が、住まいの長寿命化につながります。

ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ

無料見積・現地調査はこちら

執筆者

 

ナカノヤ
株式会社ナカノヤ Nakanoya Co., Ltd.
創業110年以上の歴史を誇る。
一般住宅のリフォームから設備工事を中心に官公庁の大型施設の新築・リニューアル工事まで手掛ける地元密着企業。
管工事、土木、建築、電気など、さまざまな国家資格取得者が在籍。
越谷・浦和・墨田・日本橋を中心にリフォーム工事は年間2500件以上。

リフォーム・リノベーション
の相談をする

ちょっと話を聞いてみたいだけ、本格的にリノベーションやリフォームを相談したい、
どんな相談でもOKです!お気軽にご相談ください!