この記事では…
- 内窓・カバー工法・サッシ交換など、工法別の費用相場がわかる!
- 断熱・防音・防犯など、目的別に選ぶべき工事と費用がわかる!
- 補助金・減税制度の種類と、費用を抑えるコツ・工期の目安がわかる!
窓は部屋の見た目だけでなく、断熱性や湿度、防音、防犯など、住まいの快適さに大きく関わる大切な場所です。しかし窓リフォームは工法や目的によって費用が大きく異なり、「結局いくらかかるのか」「自宅にはどの工事が合うのか」がわかりにくいもの。本記事では、工法別・目的別の費用相場から、費用を抑えるポイント、使える補助金・減税制度、工期や保証の目安までまとめて解説します。
1. 窓・サッシのリフォーム費用相場【工法別】
窓の使い勝手が悪い、部屋の温度・湿度を改善したい、外からの騒音が気になる——そんなときは窓・サッシのリフォームを検討してみましょう。代表的な3つの工法について、1ヶ所あたりの費用相場をひと目で比較できるようにまとめました。
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🔧
サッシの交換
数万円〜
アルミ・樹脂で価格差あり
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🏠
カバー工法
15万円〜
壁を壊さず窓ごと交換
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🪟
内窓の設置
6万円〜
断熱・防音対策の定番
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※いずれも窓1ヶ所あたりの目安です。実際の費用は窓のサイズ・性能・建物の状況により変動するため、詳細は現地調査でご確認ください。
内窓の設置
内窓とは、既存の窓の内側に設置するサッシのことで、「インナーサッシ」とも呼ばれます。窓が二重になることで断熱・防音効果が高まるうえ、既存の窓はそのままで工事ができるため、費用面でも比較的手軽な人気のリフォームです。
| 窓のサイズ | 主な窓の例 | 費用相場(1ヶ所) |
|---|---|---|
| 小窓 | 腰高窓、キッチンの小窓など | 6万円〜10万円 |
| 中窓 | 180×170cm以内の一般的な窓 | 18万円〜25万円 |
| 大窓・高性能品 | 掃き出し窓など大きな窓、断熱・遮熱性能の高い製品 | 20万円〜40万円 |
カバー工法による窓の交換

カバー工法とは、今あるサッシ枠の上から新しいサッシを被せるように取り付ける工法です。既存の窓枠を取り外さないため、壁を壊す工事が不要で、工事の手間や費用を抑えられます。一方、既存の枠の内側に新しい枠を取り付けるため、窓(開口部)が一回り小さくなる点がデメリットです。
| 窓のサイズ | 費用相場(1ヶ所) |
|---|---|
| 小窓 | 15万円〜20万円 |
| 中窓 | 20万円〜25万円 |
| 大窓 | 20万円〜35万円 |
サッシの交換

サッシには主にアルミと樹脂の2種類があり、それぞれ特徴や費用相場が異なります。
アルミサッシ
耐久性や防火性に優れ、軽くて手頃なことから一般的な住宅で広く使われています。ただし熱を伝えやすく、外気温の影響で室温を一定に保ちにくい点がデメリットです。価格は一般的なもので数万円〜10万円程度、高機能なもので10万円〜25万円程度が目安です。
樹脂サッシ
気密性・断熱性に優れ、寒冷地を中心に導入が進んでいます。結露が生じにくく、カビやダニの発生を抑えられる一方、機能性が高いぶん価格はやや高めです。すべて樹脂製のものと、アルミと樹脂を組み合わせた複合タイプがあり、価格は数万円〜20万円程度が目安です。
工法別費用のまとめ比較
ここまで紹介した工法の費用と特徴を一覧にまとめました。
| 工法 | 費用相場(1ヶ所) | 特徴 |
|---|---|---|
| 内窓の設置 | 6万円〜40万円 | 既存の窓を残したまま二重窓にでき、断熱・防音効果が高い |
| カバー工法 | 15万円〜35万円 | 壁を壊さず窓ごと新しくできるが、開口部は一回り小さくなる |
| アルミサッシ交換 | 数万円〜25万円 | 軽くて手頃。断熱性は樹脂に劣る |
| 樹脂サッシ交換 | 数万円〜20万円 | 断熱性・気密性が高く、結露しにくい |
| 内窓の設置 | 寒さ・暑さや結露、外の騒音を手軽に改善したい人 |
|---|---|
| カバー工法 | 窓自体の劣化や開閉の不具合が気になり、窓ごと新しくしたい人 |
| アルミサッシ交換 | 費用を抑えつつ、古くなったサッシを新しくしたい人 |
| 樹脂サッシ交換 | 断熱性を重視し、結露やカビを根本から減らしたい人 |
CASESTUDY
ナカノヤ施工事例
2. 窓リフォームの費用相場【目的別】
同じ窓リフォームでも、「何を改善したいか」によって選ぶべき工事と費用は変わります。ここでは断熱・防音・防犯の3つの目的別に、効果的な工事と費用相場を解説します。
断熱・結露対策の場合
部屋の断熱性を高めて冷暖房効率をアップさせたい、結露を抑えたいという場合は、窓ガラスの交換や内窓の増設が有効です。窓ガラスの交換だけなら1ヶ所あたり15万円〜20万円ほど。内窓の増設は結露の激しいマンションでも施工でき、中サイズの窓で1ヶ所あたり10万円〜20万円程度が目安です。
防音対策の場合

防音対策も、断熱と同じく窓ガラスの交換や内窓の設置が効果的です。特に内窓を増設して二重窓にすると、高い防音効果が期待できます。
- 内窓の増設(二重窓):10万円〜20万円(大きなサイズの窓は18万円〜30万円程度)
- 防音仕様の窓ガラスへの交換:5万円〜15万円程度
※製品や窓のサイズによっては、遮音機能付きの窓ガラスへの交換が8万円以下に収まる場合もあります。
防犯対策の場合

防犯対策には、内窓の設置、窓ガラスの交換、シャッター・雨戸の取り付けが効果的です。
- 内窓・二重窓:15万円〜30万円前後(機能によって幅があります)
- 防犯ガラスへの交換:10万円〜15万円程度
- シャッター・雨戸の取り付け:窓1ヶ所につき20万円〜35万円前後
シャッターや雨戸は空き巣対策だけでなく、遮熱対策や台風などの激しい風雨対策、プライバシーの確保・外からの視線の遮断にも役立ちます。
2階以上の窓にシャッターや雨戸を取り付ける場合は外からの工事となり、足場代として別途10万円〜20万円前後かかることがあります。見積もりの際に足場代が含まれているか確認しましょう。
既製品の窓交換なら1日ほどで工事が完了しますが、防犯ガラスはオーダーメイドになることが多く、商品の納品までに1週間以上かかることがあります。
目的別費用のまとめ比較
目的ごとの主な工事と費用相場を一覧にまとめました。
| 目的 | 主な工事 | 費用相場(1ヶ所) |
|---|---|---|
| 断熱・結露 | 窓ガラスの交換 | 15万円〜20万円 |
| 断熱・結露 | 内窓の増設(中サイズ) | 10万円〜20万円 |
| 防音 | 内窓の増設(二重窓) | 10万円〜20万円 (大きな窓は18万円〜30万円) |
| 防音 | 防音ガラスへの交換 | 5万円〜15万円 |
| 防犯 | 内窓・二重窓 | 15万円〜30万円前後 |
| 防犯 | 防犯ガラスへの交換 | 10万円〜15万円 |
| 防犯・風雨 | シャッター・雨戸の取り付け | 20万円〜35万円前後 (2階以上は足場代別途) |
| 断熱・結露対策 | 冬の寒さ・夏の暑さや、窓まわりの結露・カビに悩んでいる人 |
|---|---|
| 防音対策 | 幹線道路や線路沿いなど、外の騒音が気になる人/室内の音漏れを防ぎたい人 |
| 防犯対策 | 1階や人目につきにくい窓の空き巣対策をしたい人/台風対策もあわせて行いたい人 |
3. 費用を抑える3つのポイント
窓リフォームの費用を抑えるには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
補助金・減税制度を活用する
窓の断熱リフォームは、国や自治体の補助金・減税制度の対象になりやすい工事です。主な制度カテゴリは以下の通りです。
| 制度カテゴリ | 対象・内容 | 支給・控除の目安 |
|---|---|---|
| 国の断熱リフォーム支援事業(SII補助金) | 高性能建材を用いた断熱リフォーム(内窓工事、真空ガラス工事、アルミサッシ交換工事など) | 費用の3割・上限15万円 |
| 国の住宅省エネ関連の補助事業 | 窓の断熱改修など、年度ごとに公募される省エネ改修向けの補助事業 | 年度・事業により異なる |
| 省エネリフォーム減税 | 一定の断熱効果を高めるリフォームを行った場合の所得税の控除 | 要件・控除額は制度により異なる |
| 自治体独自の助成金 | 省エネ・断熱改修など、自治体が個別に定める内容 | 自治体により異なる |
※制度の名称・条件・支給額は年度によって変わります。工事内容や居住年数などの条件もあるため、最新の公募状況を各制度の公式サイトや自治体の窓口で確認するか、リフォーム業者に相談することをおすすめします。
条件が合えばカバー工法を選ぶ

窓ごと交換する場合、壁を壊して枠から入れ替える方法に比べ、カバー工法なら解体・補修工事が不要なため、工事費用と日数を抑えられます(費用はおおむね15万円からが目安)。次の条件に当てはまる場合は、カバー工法を優先して検討しましょう。
- 窓の大きさ(開口部が一回り小さくなること)に強いこだわりがない
- 外壁や室内の壁を傷めずに工事を済ませたい
- 窓の開閉不良やサッシの劣化など、窓そのものを新しくしたい
断熱目的なら内窓を優先する
断熱が目的であれば、窓ごと交換するよりも内窓の設置が安価で効果的です。内窓の費用は窓枠と窓ガラスの費用で構成され、基本的には既存の窓と同じサイズの内窓を設置することが推奨されます(サイズ別の費用は「内窓の設置」を参照)。
また内窓は室内側に取り付けるため、外観を変えずに工事でき、窓サッシに手を加えにくいマンションでも採用しやすいのが実務上のメリットです。断熱性・遮熱性能が特に高い製品を選ぶと費用は上がるため、求める性能と自宅の環境を踏まえてリフォーム業者とよく相談しましょう。
4. 工期・保証の目安
工事内容別の工期
窓リフォームは他の住宅リフォームに比べて工期が短く、多くの工事は1日程度で完了します。ただし商品の手配期間は別途かかる点に注意しましょう。
| 工事内容 | 工期の目安 |
|---|---|
| 既製品の窓の交換 | 1日程度 |
| カバー工法 | 壁を壊す交換より短期間(詳細は現地調査で確認) |
| 防犯ガラスへの交換 | 納品まで1週間以上かかる場合あり |
| シャッター・雨戸の取り付け | ほとんどが1日(2階以上は足場の設置が必要) |
保証・アフターサービス
窓リフォームの保証には、メーカーによる製品保証と、リフォーム会社による工事保証があります。保証期間や対象範囲は業者ごとに異なるため、開閉不良や雨漏り・すき間風などのトラブルが起きた際にどこまで対応してもらえるか、契約前に必ず確認しておきましょう。
5. よくある質問
Q&Aまとめ
内窓とカバー工法は、どちらを選べばよいですか?
寒さ・結露・騒音の改善が目的なら、既存の窓を残して二重窓にできる内窓がおすすめです。窓そのものの劣化や開閉の不具合が気になる場合は、窓ごと新しくできるカバー工法が向いています。
マンションでも窓のリフォームはできますか?
マンションの窓サッシは共用部分とされることが多く、個人の判断で交換できない場合があります。室内側に取り付ける内窓であれば施工できるケースが多いですが、事前に管理規約や管理組合への確認が必要です。
2階の窓をリフォームすると費用は高くなりますか?
シャッターや雨戸の取り付けなど外からの工事が必要な場合は、足場代として別途10万円〜20万円前後かかることがあります。室内側から施工できる内窓であれば、足場は基本的に不要です。
断熱性や防犯、防音など、住まいの快適さに大きく関わる窓。リフォーム費用は目的や窓のサイズ・枚数、工法によって変わり、性能の高い製品を選んだり、工事しにくい環境だったりすると、その分費用も上がります。まずは工法別・目的別の相場を押さえたうえで、補助金・減税制度も活用しながら、信頼できる業者と一緒に自宅に本当に必要な商品と工法を検討しましょう。
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一般住宅のリフォームから設備工事を中心に官公庁の大型施設の新築・リニューアル工事まで手掛ける地元密着企業。
管工事、土木、建築、電気など、さまざまな国家資格取得者が在籍。
越谷・浦和・墨田・日本橋を中心にリフォーム工事は年間2500件以上。
