ガス給湯器とエコキュートの寿命は？故障の合図は？すべて解説

公開日：2021年11月13日更新日：2023年06月12日

給湯器やエコキュートなど、
生活するうえでの必需品となりますよね。
故障した場合お湯が使えなくなり、
お風呂に入れなかったり、お湯が使えなかったり…
生活に支障をきたします。

こういった器具には寿命（耐用年数）があり、
この年数が経過する頃が交換を検討する目安となります。
しかし、これはあくまでも目安であって
故障をする前に不具合が生じることもあります。

今回は、給湯器とエコキュートの寿命（耐用年数）と
故障前に起きやすい症状についてご説明いたします。

1.ガス給湯器の交換時期

ガス給湯器の耐用年数は通常10年と言われています。

早ければ7～8年で故障してしまうものもあります。

この10年という数字がガス給湯器を交換する1つの目安といえます。
不具合が生じた場合、修理で対応できる場合もありますが、
修理しても違う箇所が故障したりと、不具合が重なる場合もありますので、寿命（耐用年数）を1つの目安としてみてください。

2.ガス給湯器の故障の合図

▼症状1.なかなかお湯にならない
これはガス給湯器の性能低下等が原因と考えられます。
「浴槽にお湯が溜まる時間が長くなったな…」と感じるようになったら要注意です。
故障の一歩手前と言われています。

▼症状2.リモコンで設定した温度より低いお湯が出る
これはガス給湯器のサーミスタの異常が原因と考えられます。

お風呂に入っているときに「お湯がぬるいな…」と感じるようになったら要注意です。
この症状も故障の一歩手前と言われています。

▼症状3.給湯器の周りが濡れている、サビ始めている。
　　　　大きな音、異音、振動がする。
この症状は、故障の合図です。
上記の症状が見られた際には、すぐに交換を行うことを推奨します。
大きな音というのは、“ヒューヒュー”といった音、
地響きの様な音などさまざまです。

エコキュートの寿命（耐用年数）と故障の合図

3.エコキュートの交換時期

通常、エコキュートの耐用年数は通常10年～15年と言われています。

この10年～15年という数字がエコキュートを交換する1つの目安といえます。
エコキュートは交換するとなっても形も大きく、搬入・搬出の経路も考えなくてはいけないものとなっています。

4.エコキュートの故障の合図

▼症状1.貯湯タンクにお湯が溜まらない
これは、配管もしくは貯湯タンクから水漏れが起きていることが原因です。
凍結が原因でパッキンが破損してしまっただけであれば
修理ができる可能性が高いです。

▼症状2.水は出るがお湯は出ない
これは、温度管理をしている基盤の故障が考えられます。
基盤の故障となると、エラー番号によっては、
供給部品があれば修理可能な場合もあります。
しかし、耐用年数によっては、部品が無い可能性がありますので
耐用年数により、交換を検討された方が良い場合もあります。